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【 台北蓋水 / 台北マンホール蓋 / 台北市 】
(日本語翻訳=Smartcat)
目次
「マンホールの蓋のデザインはただの風景画じゃいけない」— 水利署
台北の美しい景色は山の高地から以外でも見ることができます。通りの足元にご注目ください。
マンホールの「蓋」とよく雨が降る台北の雨「水」の2文字を組み合わせて「台北蓋水」計画を立ち上げました。また「台北蓋水」は台湾語で発音すると「とても美しい」という意味もなります。どの地区のマンホールの蓋も色鮮やかで地区ごとの美しさを持ち、今まで見たこともないビジュアルになっています。
地域ごとの美学と発想を結び付け、試験的に東西の通り、中正区、万華区に8つのマンホール蓋を設置しました。旅行客の皆さんも従来の蓋ではなく、地域限定の、一新された色彩豊かなマンホールの蓋を自身の足で発掘できます。
第1期に設置された8種、第2期に設置された16種を合わせた全24種を網羅するためには、台北市内の12の地域を回る必要があります。展覧会はこれら全てを一度に見られる絶好の機会です。
プロのデザイナーチームによって、各地域の特色、台湾固有種、歴史的建造物、近代建造物、人々の心にある台北の記憶などがデザインに散りばめられています。
では、私個人のお気に入り6選をご紹介します。残りはぜひ皆さん自身で探索してみてください。
<信義区> 台北のマンハッタン
一目でわかる中央の台北101、その周り360度を囲むように国父記念館、台北市庁舎、台北世界貿易センター、空中走廊などが描かれ、年越しの花火が観光客の夜に彩を与えています。
<信義区> 四獣の境
反時計回りに左上から、豹山、象山、虎山、ライオン山の4座が始終として実体化し、信義区の鎮守となっています。また演技の良いカンムリワシや地域の花であるノボタンが描かれ、自然と共存する都会を表しています。
<大安区> 日の射す森
大安森林公園との緑と野外音楽ステージに鎮座するヤマムスメ。巨鳥が翼を広げるとき周囲に楽しい雰囲気が渦巻き、見る者の心にも流れ込んできます。
<士林区> 陽明山の野桜
陽明山と野桜は切っても切れない関係です。花が咲く季節には人が大勢集まり、花が咲き乱れます。菁山吊り橋に響く人々の笑い声は目の前で芽が開いてくかのようです。あなたの心の中の桜はもう咲きましたでしょうか?
<文山区> 包種茶の香りと猫空の出会い
右上には包種茶の文化を育んできた急須、また猫空ロープウェー上の青空を猛禽類が飛ぶ詩のような自然の美しさが描かれています。
<文山区> 動物たちの探訪
子供の遊び心満載な視点は2次元を抜け出し、ベンガルヤマネコが手を差し出し握手をしようとしてる姿や台湾ツキノワグマが怪力でマンホールの蓋を持ち上げている姿が見て取れます。立体的に織りなす暖かな見た目は動物と人との距離を縮め、親子で動物園へ行ったあの日の記憶を思い起こさせます。
それぞれが特色を持った蓋となっており、一貫した仰角、鮮やかな色彩を持ち、シンプルな線は滑りにくい安全性も備えています。都市の勲章のようで、また文化的生活の印でもあります。蓋に彩られた輝きは人々の記憶にシンパシーをもたらします。足元に埋め込まれた彩の列車は市民と一緒に美しい街の旅へと出かけます。
「台北蓋水」第2回マンホールデザイン展
台北市府市政ビル1階 中庭入場無料
展覧期間は、2022年8月11日から8月15日まで (8/13-14の休日も通常通り午前9時から午後6時まで)
その他参考情報:
▶️水利署 恋するグリーン水資源 台北治水 Taipei Hydraulic Engineering Office https://www.facebook.com/TaipeiHEO
▶️Facebookファンページ:台北蓋水https://www.facebook.com/TaipeiWow
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