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鳳凰山 ハイキングコース ・ 足を延ばして行ける眷村の黄埔新村

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鳳凰山

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【 鳳凰山 / 鳳山陸軍軍官学校 / 孫立人 / 高雄 眷村 / 鳳山新城 / 黄埔新村 / 高雄市 鳳山区 / 大寮区 】

(日本語翻訳=チー、GA)

鳳凰山

高雄市鳳山区と大寮区の間にある「鳳凰山」(通称「鶏母山」)は、元々「鳳山陸軍軍官学校」の所有地で軍事訓練場として使われており、長年立入禁止だったため、山中の動植物が人間の影響を受けずに生き生きと生息しています。以前は警備が厳重な軍用地でしたが、近年では少しずつ一般開放されており、平日も休日も、ハイキングをしたり、都会の喧騒から離れて大自然を満喫しにくる人が多くいます。「鳳凰山」のハイキングコースは多数のルートがあり、木を埋め込んだ階段道もあれば、石を積み重ねて造られた階段や、雑草まみれの山道もあります。どのルートを歩いても、道沿いにトーチカや防空壕が見られますよ。そして、これらのハイキング道は全て最終的に山の中腹で、訓練場への道に合流しているのです。林道に入ると、山奥の訓練場からの音が聞こえるだけでなく、軍人の方々と擦れ違うことも時々あります。私も改めてこの辺りは軍用地だと認識して、思わず緊張しました(笑)。

鳳凰山

鳳凰山

鳳凰山

鳳凰山

トーチカ

軍事訓練場

鳳凰山の豊かな自然

山頂からは鳳山区と大寮区の景色を一望することができます。

足を延ばしていけるスポット・黄埔新村

山から下りた後は、軍官学校にゆかりの深い「黄埔新村」にも行ってみましょう!

「黄埔新村」はかつて第二次世界大戦時期は、「太平洋南進基地」と呼ばれた日本軍の居住地でした。戦後は孫立人将軍の指示によって、台湾で最初の「眷村(外省人の居住区)」として整備されました。当時の主な住民は孫将軍の部下とその家族でした。民国39年(西暦1950年)に、陸軍軍官学校が鳳山に再建され、この眷村にも「黄埔新村」という正式な村名がつけられました。その後は、村には軍官学校の教員が多く住むようになりました。
時が流れ、近年、政府の「眷改政策」によって、眷村の住民は公営住宅「鳳山新城」に移転しました。「黄埔新村」はその歴史的価値の高さから、民間と政府の努力で保存されることになりました。現在、高雄市政府文化局は更に「以住代護」、つまり新しい世代の入居により木造建築の状態を維持するという方針を打ち出しています。この眷村では、人々に地元の歴史や魅力を伝えるため、休日などに文化イベントを開催しています。

眷村

眷村

【 観光情報 】

鳳凰山住所
:郵便番号830 台湾高雄市鳳山区湾頭南巷203-4號

黄埔新村
住所:台湾高雄市鳳山区

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