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【 台南 カフェ / 台南 スイーツ / 窄門咖啡 / 存憶Cafe Bar / 台南スタバ – 星巴克台南文創門市 / 品蓬咖啡 / 夥茶 Together Tea / 台湾カフェ 】
目次
はじめに~台南で自分だけのお気に入りカフェ・スイーツショップを見つけよう
台湾有数の人気観光地・台南。そこには、たくさんのカフェやスイーツショップなどが軒を連ね、どれに入ろうか本当に迷います。そんな台南の名店の中でもちょっと個性的なお店やできたてほやほやの新しいお店などを5軒紹介したいと思います。でも、この5軒は、台南にたくさんある優れたカフェやスイーツショップのほんの一部にすぎません。この記事をきっかけに、皆さん自身のお気に入りのお店を発見してもらえればうれしいです。(トップ写真は「窄門咖啡」の店内風景)
1.話題性十分!狭き門を通ってカフェに行こう~ 窄門咖啡
台南で個性が際立つカフェの代表格が、こちらの「窄門咖啡」です。まず、入口がとても分かりにくいです!小さな看板の横に、細い細い路地。人ひとりが通り抜けるような狭い通路を抜けて、階段を上がると、そこにはとてもレトロなカフェが待っているんです。最近は、ブログ記事などで紹介されることも増えてきましたが、現地に行って一発で店の入口にたどり着くのは難しいでしょう。
店内の雰囲気は、異国情緒たっぷり。店の外は行きかう車の音が聞こえますが、店内は別世界にいるかのよう。お客さんも、ゆったりした静けさを楽しんでいるようです。コーヒーもスイーツもゆっくり出てくるので、それまでは店内をあちこち見学して、お店の雰囲気を満喫しておきましょう。
このカフェ、もともとは日本統治時代に建てられたお医者さんの住宅でした。かなり老朽化が進んだものの、幾度となく修復を続け、カフェとして蘇ることに。木の床がミシミシと音を立てるたびに、この建物の長い歴史が感じられます。ちなみに、細い通路を通り抜けられるか不安な方。ご心配なく、実は裏側にもう少し幅の広い通路が続いていて、誰でもお店に入ることができますよ。
【店舗情報】
窄門咖啡
住所:台南市中西區南門路67號2樓
営業時間:12:00~19:00(土日は11:30~20:00、水曜定休)
2.台南の個性派レトロカフェの代表格~ 存憶 Cafe&Bar
お次は、人気上昇中の神農街や國華街からも近い場所にあるレトロなカフェをご紹介しましょう。「存憶Cafe Bar」は、以前から神農街の近くに店を構える小さなカフェ&バーでしたが、2年前くらいに、賃貸契約等の事情により、店を閉店。移転先が心配でしたが、幸い以前の場所から近い今の場所で手ごろな物件が見つかり、めでたく移転・再オープンにこぎつけました。
移転先の建物も年季が入っており、店内の雰囲気もレトロで落ち着いています。ここでは手沖咖啡(ハンドドリップコーヒー)がおすすめ。オーナーに相談して、味の好みやその日の気分でお気に入りのコーヒー豆を選んでもらいましょう。そして、スイーツもおしゃれで美味。比較的リーズナブルな価格でおいしいコーヒーとスイーツが堪能できます。私は今回、アップルタルトを注文しましたが、リンゴのスライスがきれいに並んだタルトは、甘酸っぱさが口の中に広がる上品なおいしさで大満足でした。
お店の方はとてもフレンドリー
オーナーは話し好きでとても親切。日本に何度も行ったことがあり、お店に余裕があればいろいろな話を聞かせてもらえるでしょう。お酒も提供しているので、カフェはちょっと、という方でも気軽に利用してもらえると思います。
【店舗情報】
存憶Cafe Bar
住所:台南市中西區忠孝街45號
営業時間:9:30~22:00(火曜水曜は12:30~)
3.台南駅横にレトロスタバが開業!
台湾で個性的な店舗を次々に出している星巴克(スターバックス)。とうとう台南にも、歴史建築を活用したお店がオープンしました。それが「星巴克台南文創門市」です。場所は、台鉄台南駅のすぐ近く。台南文創園区の敷地内に残る歴史建築「旧台湾総督府専売局台南出張所」の建物を修復・リノベしてできたお店です。店内の雰囲気は、スタバのカジュアルな雰囲気は保ちつつ、レトロな建物を上手に使い、ポップなのに懐かしい感じのするお店になっています。
店内はレトロなのに開放的、中庭もおすすめ
建物の裏側も整備され、店内で買ったコーヒーやスイーツなどを中庭部分で頂くことも可能。線路際にあるので、通過していく列車をのんびり眺めながらひと息つくことができます。駅から徒歩2分くらいで行けるので、台南に着いたら、まずこのスタバでひと休みしたり、街歩きの計画を練ったりするのもよさそうですね。
【店舗情報】
台南スタバ : 星巴克台南文創門市
住所:台南市東區北門路二段16號
営業時間:7:30~21:00(無休)
4.路地裏にあるおしゃれな雰囲気のカフェ~ ピンポンカフェ
「窄門咖啡」の裏手に、とても雰囲気の良い別のカフェがあります。それが「品蓬咖啡」です。「品蓬」の読み方は、ピンポン。ただし、スポーツの名前が由来ではありません。実はピンポンというのは「蘋婆」という栗のような果実を持つ樹木の台湾語(ホーロー語)の発音だそうです。このカフェの軒先には、まるでカフェを守るかのように立っている蘋婆の木があるんです。
広いけれど落ち着ける店内
こじんまりとした外観に比べて店内はかなり広め。モダンで清潔感がある一方、木をふんだんに使い、温かみのある空間になっているので、落ち着いた気分でコーヒーを楽しめます。スイーツやパイなどの軽食も充実しているので、ちょっとした食事代わりに利用するのも良いと思います。路地裏で、すぐ目の前に廟がある、という台南らしい風景に溶け込んでいるのも魅力的ですね。
【店舗情報】
品蓬咖啡
住所:台南市中西區府前路一段196巷17號
営業時間:12:00~22:00(水曜定休)
5.スコーンと紅茶の美味しいお店~ 夥茶 Together Tea
台南の素敵なお店はカフェだけではありません。街の中心に、おいしいスコーンと紅茶が楽しめる素敵なお店があるんです。店名は「夥茶 Together Tea」。可愛らしい作りの店内は、おいしそうなスコーンの匂いが漂っています。
このお店にはコーヒーがありません。ドリンクは紅茶が中心。たしかに、スコーンはイギリスのスイーツなので、コーヒーよりも紅茶のほうが合いますね。私もミルクティーを頼んで、つかの間のイギリス気分を味わいました。いつでもたくさんの種類のスコーンを焼いているそうで、お店を訪れたら、どんなスコーンがあるか、聞いてみるとよいでしょう。きっとお気に入りのスコーンが見つかりますよ。
お店の奥の空間には、昔のおもちゃなど、懐かしい品々が展示されています。紅茶やスコーンが出てくるのを待つ間、ちょっとだけタイムトリップをしてみるのも良いでしょう。コーヒーが苦手な方でも十分楽しめるお店なので、カフェはちょっとという方も、ぜひ一度足を運んでみて下さい。
【店舗情報】
夥茶 Together Tea
住所:台南市中西區永福路二段115號
営業時間:11:00~18:00(月曜定休)
さいごに
いかがでしたか。台南には星の数ほどのカフェやスイーツショップがあり、それらを紹介する記事もたくさん出ています。なかにはスタイリッシュすぎて敷居が高く感じられる店もあるのですが、今回紹介したお店はどれも気軽に立ち寄れるものばかり。アクセスはどの店も良いので、街歩きの途中にぜひ立ち寄ってみて下さい。(最後の写真は、とても可愛らしい外観のお店「夥茶 Together Tea」の正面)
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