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台北から約1時間!宜蘭の町でレトロを感じながらのんびり街歩きを楽しもう

宜蘭

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台湾 宜蘭 / 宜蘭観光 / 宜蘭設治紀念館 / 飛魚食染宜蘭店 / 宜蘭東門観光夜市 ( 東門夜市 ) / 宜蘭市

はじめに~宜蘭ってどんな町?

みなさんは、台湾の宜蘭に行ったことがはありますか? 宜蘭市は宜蘭県の中心都市で人口約10万人(意外と少ないです)。県の中心でありながら、町全体がのんびりした空気に包まれる、ちょっと面白い街です。この街は、日本統治時代の名残を感じさせるスポットや魅力的なカフェや小吃がたくさんあり、週末にふらっと遊びに行ってのんびりすごすことができます。

今回は、宜蘭のまちをのんびり歩き、ちょっと素敵な見どころをご紹介したいと思います。(タイトル写真は、まるで動物園のように楽しい宜蘭駅舎、下の写真は県が誇る絵本作家・幾米(ジミー)にちなんだ、宜蘭駅前の幾米広場です)

1.西郷さんの息子が宜蘭の発展に大きく貢献~宜蘭設治紀念館

西郷隆盛といえば、明治維新の立役者の一人として、今でも多くの人に大変慕われている人物です。その西郷の息子の一人が菊次郎。彼は日清戦争後に日本に割譲された台湾に役人として赴任し、約5年の間に、宜蘭を中心とする蘭陽平野の治水をはじめとする社会基盤整備に力を尽くし、その功績は、今でも宜蘭の人たちから称えられています。
そんな菊次郎が宜蘭庁長時代に住んでいた宿舎が現在の設治紀念館です。宜蘭の市街地から少し外れたエリアにあるこの施設は、かなり立派な作りの日本家屋に洋間が接続された和洋折衷型の建物です。

1-2.設治紀念館では宜蘭の歴史を学べます

かつてはかなり荒れ果てた時期もあったそうですが、今ではきれいに修復されて、館内では西郷の当地での足跡や、日本統治時代の宜蘭の発展に関する資料がたくさん見ることができます。畳の部屋に座り、菊次郎の写真を見つめていると、疫病や豪雨による河川の氾濫などに苦しめられていたかつての宜蘭の歴史とそれを何とかしようと奮闘した菊次郎の献身的な努力が感じられるようです。
隣には、日本統治時代の校長宿舎を活用した「宜蘭文学館」もあるので、併せて訪れてみてください(残念ながら、「宜蘭文学館」は現在休業中です)。

【施設情報】

宜蘭設治紀念館

住所:宜蘭市舊城南路3巷3號
開館時間:9:00~17:00(月曜定休)

2.金城武も撮影に来た!日本時代の医院が豆花ショップに大変身

宜蘭市街の中心部に、とてもちょっとレトロな建物があります。ここは日本統治時代に太平醫院という診療所を営んでいた建物で、近年になってカフェとして蘇りました。ところが2年前にまさかの閉店。どうなることかと思ったら、新たに地元の豆花屋さんのチェーンが入居して、超レトロな豆花屋さんとして再出発しました。
店内には、醫院時代の雰囲気を残した部分がたくさんあり、まるで診療所の待合室で豆花を食べるような不思議な気分になれます。豆花のお値段も他の店とあまり変わらないので、むしろカフェ時代よりも気軽にお店に入れるかもしれません。日本や台湾で一世を風靡した俳優・金城武がCMの撮影で訪れたことで有名なこのお店。街歩きの途中に訪れてみてください。

【店舗情報】

飛魚食染宜蘭店

住所:宜蘭市中山路三段145號
営業時間:11:30~17:00(火曜定休、土曜は12:00~20:00)

3.街角に壁画?街の歴史を絵で学べる楽しい路地

さて、この壁画はいったい何でしょう?宜蘭は清代から発展した古い街ですが、近代的な町割りが整備された日本統治時代に比べて、清代の古い路地は曲がりくねっているところが多く、街歩きが好きな方にはかなり魅力的です。
その中でも、地区を挙げて古い道を整備したのが光大巷という路地。ここは清代から人や物資が盛んに往来する通りだったそうで、21世紀に入ってから、地元の方と芸術家の皆さんが様々な形で協力して、街の歴史を学びながら楽しく散歩ができるよう、壁画や彫刻などの整備が行われました。最近では、インスタ映えするスポットとしても人気が高まり、今では街歩きの中でここを訪れ、のんびり散策する方の姿も見かけるようになりました。

【エリア情報】

光大巷

※舊城西路の「楊士芳紀念林園」から光大巷に折れると次々と個性的な壁画類が見られます
(宜蘭駅から徒歩15分程度)

4.素朴なローカル食堂を楽しむ~評判の猫耳餃子を食べてみる

台湾の地方の町を訪れるときに楽しみなのは、ローカルの食堂で個性的な料理を堪能すること。ここ宜蘭にも、訪れたくなる小吃(小食堂)がたくさんあります。今回紹介するのは、こちらの店。猫の耳の形をした水晶餃子が食べられます。お店は小さくて、すぐに満席になりますが、皆さん食べ終わったらすぐに帰っていくので、あまり心配はいりません。
注文したのは、猫耳湯。他の店で違う料理を軽く食べていたので、麺はパスして、餃子スープだけ頂きます。出されたのは、たった5つの「猫耳」が入ったスープ。初めは少ないと思いましたが、食べてみると1個1個がかなりのボリュームで、これだけで小腹は満たされます。

宜蘭には、他にも心惹かれる小吃がたくさんありました。いつか機会があったら、宜蘭ローカルグルメをまとめてご紹介したいです。

【店舗情報】

信利號阿塗貓耳朶

住所:宜蘭市大昌路8號
営業時間:8:00~18:00(水曜定休)

5.インスタ映え確実!スイーツが売りのレトロカフェ

宜蘭の町にも、新しいチェーン店がたくさんあります。けれども、街を歩くと目に入るのがレトロなお店。宜蘭では、雰囲気のよいレトロなカフェがひしめきあい、新たなカフェ激戦区になりつつあります。その中でも、特に注目されているカフェの一つをご紹介しましょう。

Cafe SANPO(散歩)」は、宜蘭駅から南へ徒歩10分くらいの静かな住宅街にあるカフェ。古い建物を上手にリノベしておしゃれなカフェを開きました。この店のウリはスイーツ。コーヒーなどのドリンク類もおいしいのですが、とにかくスイーツがおいしくて、そして写真映りがいいんです。

5-2.見た目も味も大満足のコーヒーやスイーツに大満足

今回、私はプリンを頼みました。これが大きくてぷるんぷるん。スイーツにこだわるだけあって、作りこんだ深い味わいが、口の中にとろけました。
それ以外にも、たくさんの種類のケーキ類を用意していて、若い女性を中心としたお客さんは、お気に入りのスイーツを注文してから、何度も写真を撮ったあと、じっくり味わっていました。店内の席配置もコロナ以前から、ゆったり考えられていて、しばし時を忘れてのんびりできます。

【店舗情報】

Cafe SANPO(散歩)

住所:宜蘭市和睦路2之20號
営業時間:11:00~17:30(月曜火曜定休)

6.ローカル度100%!地元民のように小さな夜市をブラ歩き

夜になりました。街歩きを一通り終えたら、夜市をぶらついてみたいですね。宜蘭縣では、隣町の羅東夜市が非常に有名ですが、こちら宜蘭市内にも小さなローカル夜市があります。それが「東門夜市」です。
40年以上の歴史を持つこの夜市、高架道路のガード下に軒を並べる、飾り気のないローカル夜市で、定番の夜市料理から、羅東夜市で見かける珍しい料理の屋台もちらほら。こちらは羅東と違ってあまり混まないので、ゆっくり夜市散策が楽しめます。

【スポット情報】

宜蘭東門観光夜市(東門夜市)

住所:宜蘭市聖後街付近(宜蘭駅から徒歩8分)
営業時間:17:00~0:00ごろ

さいごに

いかがでしたか。宜蘭観光の中継地点になりがちな宜蘭の市街地ですが、案外見どころが多く、レトロ探しも十分楽しめます。宜蘭には、このような意外な面白さが発見できる場所がたくさん残っていて、市街地を歩いていると、ちょっと昔の世界に逆戻りしたような気分になれます。

交通アクセスもかなり良く、台北から宜蘭まで列車でも高速バスでも約1時間くらいで来られます。気軽に日帰りで来られる宜蘭の街ですが、市内に派手な有名観光地はありません。でも、メディアでもそれほど紹介されない普段着の宜蘭の町を気ままに散策するもの、なかなか良いですよ。皆さんもぜひ、自分だけのオリジナルな宜蘭さんぽを楽しんでくださいね。(写真は、壁アートが楽しい光大巷の彫刻画です)

 

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