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(日本語翻訳=Aya、Kotaro)
一年に一度、4月は清明節(家族全員で祖先を祀る伝統的な節日)
あぁ、また 潤餅 (ルンビン:春巻と似ている伝統的な庶民グルメ)を食べる時期になったんですね。
最近になって、すべての家庭が潤餅を食べる習慣があるわけではないことを知りました。
でも、我が家ではこれが大切な行事です。
すべては潤餅の生地を買ってから始めます。
潤餅の生地はこの時期にとても貴重なので、早起きして並ばないといけません。
熱々の丸い鉄板の上に羽根のような薄いパン生地を置くと、生地は上下に躍動します。
一枚一枚を焼いて、そして冷まします。光が透けて見えるような薄さで、腰がある生地をおよそ900ℊ買って(約22張)、まるで生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしているように両手で謹んで持ち帰りました。
潤餅の中には、何を入れますか?まずは生地を丁寧に折ります
台湾南北の食文化によって違いがありますが、各家庭での独自な味もあります。
基本的な共通点は、数点の具を入れることですが、増やすことも減らすことも可能です。
さぁ、一品一品を準備しましょう。
まずは生地を折ること。時間がたつにつれ、湿気が多くになって、生地の縁が外しにくくなってしまいます。
この作業は動作がゆっくり丁寧で、きめ細かな人に任せるのが大正解です。
具を準備しましょう
先ず、煎蛋皮(薄く焼いた卵焼き)を冷やすこと。
クレープのような煎蛋皮は、ちゃんと色をつけて完璧に焼くには秘訣があります。卵に砂糖を入れてから過慮すること。
次に、ライ豆、もやし、ニラを洗って干してから、糸ニンジン、パセリと豆腐干し、甘くてちょっと塩辛い豚のばら肉などを炒めて、最後はニラともやし炒め。
定番の具はソーセージですが、今日は買えなかったので省略させていただきます。
焼きそばを入れる人がいるというのも聞いたことがあります。やはり南北の食文化の違いですが、とても興味深いですね。
とにかく、各家庭に独特の習慣があります。 具の準備は大変ですが、こどもと一緒に作って、料理を受けついで伝えていくのも面白い「家庭料理文化」だと思います。
重要な点は、生地が薄いので、入れる具はたくさんの水分を持っていないこと。
しっとりして香ばしく、ジューシーさを保つのが秘訣です。
はい、はい、出来上がった料理をテープルに置いて、砂糖やピーナッツ粉を入れて、包み始めましょう。
二枚の生地を広げて、ピーナッツ粉を一匙、砂糖を一匙。 自分が好きな具を乗せます。
包んだら、両縁を折って、巻きます。 軽く、でも、きちんと包みます。
よだれが出てきました。
それと、好きな量の具を包めばいいのですが、あんまり少ないのはいただけません。
包んだ潤餅は上品な形をしています。
しっかりしていて、でも緩さがあります。それは食べやすさのためなのです。
では、パクパクと食べてみて! 潤餅を食べたことがない皆さん、ぜひ食べてみてください。
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