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【 台湾 アプリ ゲーム 陽春白雪 】
(日本語翻訳=Jennie、Kotaro)
皆さん、こんにちは!このタイトルを見て驚きましたか?決して間違ったウェブサイトにアクセスしたわけではありませんよ(笑)
いつも私は台湾グルメ情報を紹介してますけど、実は一番得意な分野は、ACG(Anime, Comic, Game)とそれに関わる本についてなのです。
→もっと私の紹介文章を見てみたい!
しかし残念ながら、台湾独自の特徴があるACG分野はまだ少なく、
優れた作品はまだ多くありません。
もし今度チャンスがあったら、引き続き皆さんに紹介したいと思います。
話は戻りますが、
たぶん皆さんも多少はモバイルゲームをやったことがありますよね?
それでは、ゲームにあまり慣れていない人のために、簡単に説明します。
音楽ゲームというのは、ゲームをする時に曲が流れてきて、スクリーン上に特定のボタンが現れるので、
プレーヤーはBGMに合わせて指定するタイミングで正しいボタンを押すというものです。
最も有名な音楽ゲームは「太鼓の達人」だと思います。
音楽ゲームの基本的なプレイ方法は、「太鼓の達人」を想像すればいいです。
昔の音楽ゲームはストーリーやキャラクターがなくて、曲に合わせるリズムゲームが中心でした。
しかし近年は音楽ゲームも変化しつつあり、シナリオのあるゲームのみならず、
曲のリズムを拍子とするほかに、歌詞を拍子としたゲームが現れています。
「陽春白雪」はストーリーがあって、歌詞を拍子にするゲームです。
より具体的な遊び方は、下のオフィシャル映像を参考にしてください。
(この映像で紹介されているのは少々難しい曲ですが、各曲に4種類の難易度があって、
まだ遊び慣れていない人でも、易しめのものを選べば楽しく遊べるはずです。)
このゲームでは、主に以下の4つの機能があります:
1.ストーリー:ゲームのお話は、詩人李白と現代の台湾人少年の不思議な出会いについて。ストーリーの中で遊びます。
2.選曲:FREE PLAYモードとして、自由に好きな曲を選んで遊ぶことができます。一部の歌はストーリーモードからでないと選択できません。
3.ショップ:有料ショップでは選曲モードに収録されていない曲を購入できます。もしくは、ゲーム内コインを購入できます。(コインを使って難易度が一番高い曲を購入できます)
4.イベント:毎日のレギュラーイベントと不定期イベントが行われています。イベント参加を通じて宝石をゲットできます。(貯めた宝石はキャラクターアバターを入手するのに使えるほか、一部の曲などの入手にも使えます))
個人的には、まずはストーリーモードで遊んだ後で、
選曲モードに戻って好きな歌で遊ぶのがお薦めです。
理由は、ストーリーモードの方が、プレーヤーはたくさんの曲を聴いて試すことができるからです。
選曲モードは、購入しないと遊べない曲がたくさんあります。
ストーリーモードが終わった後、もし好きな曲があったら、ショップで曲を購入した方が良いでしょう。
ストーリーモードはモバイルゲームにとって、長さがちょうどいい。だいたい2、3時間で遊び終わります。
ストーリーは悪いとは言えませんが、ちょっと頭でっかち尻すぼみな感じがします。
始めは詳しく述べていますが、終わりは中途半端です。
でも、音楽ゲームで大事なことは、音楽と遊びということを考えてみると、
シナリオのCGもうまく描げていて、価格も適切で、
これはお買い得なゲームじゃないかと思います。
繰り返しになりますが、この音楽ゲームを皆さんにお勧めする理由は、以下の通りです。
他の音楽ゲームと違って、このゲームの最大の特徴は、
中国伝統の詩詞曲を歌詞として、それに基づいて曲を創作します。
このため選曲モードでは、いろいろな詩歌のタイトル一覧を理解できるようになります。
中にはあまり知られていない作品もあり、全部を暗記できるわけではありませんが、
特に有名な曲は聞けばすぐ分かると思います。
台湾教育を受けた人には親しみがありますね。
他にも、いろいろな原住民語の歌もあるし、
台湾語や現代的な歌詞を融合する歌もたくさんあります。
台湾人だけではなく、日本の皆さんにもぜひお薦めしたいです。
なぜなら、歌を通じて詩歌と台湾文化を理解できるからです。
以下では、個人的に気に入っている楽曲を少し紹介します。
1.白日夢飲茶(白昼夢お茶飲み)
台湾語を使ってストーリーの前後を歌詞で紡いで、さらに詩歌を真ん中において強調します。
歌声と歌詞が表す境地も現代人の生活にぴったりとしていて、聞き心地がいいです。
2.出關(関を出る)
現代中国語を使って、戦場に戦う無力感を述べ、詩歌を通じて呼応します。
歌詞は悲しいけど、メロディーはハイテンションのロックで、
聞いても遊んでも、盛り上がる歌です(笑)
3.長恨歌(長い恨みの歌)
840字が曲の中に含まれた大作です。
メロディーは歌詞の内容によって転換し続けて、気持ちも歌詞で浮き沈みします。
それに加えて、やや演技がかった歌い方で、間違いなく最も中国的な特色が強い曲です。
音楽ゲームとしては、かなり挑戦しがいのある曲です。
長くて難しくて、メロディーの転換も楽しめると思います。
音楽ゲームの達人にお薦めしたいです(笑)
最後に、このゲームはとても安いと思います。
本体はたったの60元(約210円)で、いろいろな良い楽曲を視聴できます。
ストーリーモードで遊んだ後、物足りないと思うなら、曲パックを購入してさらに多くの楽曲を楽しめます。
ゲームの言語には、中国語、日本語と英語もあります。
日本人の皆さんも、内容を理解できないのではと心配する必要はありません。
台湾と中国の歴史文化に興味のある外国人にもぜひお薦めしたいです。
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