This post is also available in: 繁體中文 (繁体中国語)
【 台湾 音楽 / 蔡依林 / ジョリン ツァイ / 哈日族 / 台湾 文化 】
哈日族である台湾人の私にとって蔡依林のMVを見た感覚はちょっと奇妙なものでした。私は台湾人ですが、まさにこのMVに出てくる外国人と一緒!初めてこのMVを見て曲を聴くという経験になったわけです。同時に、台湾でこんなに優れたMVが制作されていることに驚き、パフォーマンスのレベルの高さに感動させられたのでした。
皆さん、こんにちは~
今日はまたいつもと違った視点から台湾を紹介してみたいと思います。
皆さんは何がきっかけて台湾に興味を持つようになりましたか?
もちろん人によって違うでしょうけれど、グルメや旅行などが契機となった人が少なくないでしょう。
今日私が紹介したいのは、台湾の「 音楽 」、最近のミュージックシーンのことです。
告白するのも恥ずかしいのですが、実は私は台湾で流行っている音楽のことを、ほとんど知りません。
私が子供の頃は、いわゆる「 哈日族 」(日本好きな人たち)の全盛期でした。
私自身も日本の文化を好きだったので、もっぱら日本のものに接することが多く、台湾のカルチャーに興味を持てなかったのです。
若いときは特に視野が狭いので、外国という隣の芝がより一層青く感じるものです。このため台湾のものは一顧だにしないということになってしまっていたのです。
しかし歳を重ねるごとに、次第に自分の考え方が偏っていることに気付いてきました。
さらにTwitterなどで外国人とコミュニケーションをとるようになって、外国人の友だちたちが好きだったり凄いと思う台湾のものに対して、
ようやく目を向けられるようになってきたのです。
このMVシリーズは私から見ると、まさにそのような効果があるものといえます。
台湾人として、「 蔡依林 ( ジョリン ツァイ ) 」の名前はもちろん聞いたことがあります。
でも私の彼女に対する印象は比較的初期の頃のもので、セクシーな衣裳とダンスで男性を魅了する類いのものでした。
(どうして私の蔡依林に対する印象がここで止まってしまっているのか?だってその後も台湾の音楽を聴くことがほとんどなかったから!)
その後、蔡依林の音楽スタイルが変わったということはおぼろげに知っていて、一部の曲は私も聴いたことがありました。
でも全ての曲を知っているわけではなく、彼女のMVなどは見たこともありませんでした。
このため私にとって、このMVを見た感覚はちょっと奇妙なものでした。
つまり、私は台湾人ですが、まさにこのMVに出てくる外国人と一緒!初めてこのMVを見て曲を聴くという経験になったわけです。
同時に、台湾でこんなに優れたMVが制作されていることに驚き、パフォーマンスのレベルの高さに感動させられたのでした。
この中の幾つかの曲は「金曲賞」を受賞した際の動画らしいですが、私は見たことがありませんでした!
(金曲賞は台湾最大の音楽賞で、毎年各メディアは盛大に紹介・放送をしています)
蔡依林の音楽が好きかどうかはとりあえず置いておきます(これは主観的なものですから)
でもこのMVシリーズは、自分を振り返るための良い機会を与えてくれました。
台湾人として、でも外国人と同じレベルでしか自分の国のものを理解していないことは、少々反省してしかるべきものかもしれないと。
もし皆さんも台湾のミュージックシーンにあまり詳しくないとしたら、このMVシリーズを見てみると面白いかもしれませんよ。
もしかしたら蔡依林のファンになってしまうかもしれませんし!
This post is also available in: 繁體中文 (繁体中国語)
コメント