【社会 政治】台湾の選挙制度と総統選挙〜日本のお祭りのようなイベント!

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台湾の選挙

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台湾 選挙 制度 / 台湾 総統 選挙 / 台湾 政治 】

(日本語翻訳=あや、Kotaro)

皆さん、こんにちは。先週末の 台湾 では、4年に1度の選挙が行われました。

日本の皆さんも新聞やニュースなどでご覧になられましたでしょうか。

wiki2018年選挙紹介

私はこの選挙前に、日本の選挙制度を紹介した記事を読む機会がありました。

そこで分かったのは、同じ民主国家でも、選挙の仕組みにはかなり大きな違いがあるということでした。

ちょうど良い機会なので、皆さんに台湾の選挙制度を簡単に紹介したいと思います。

 

台湾人が参加できる選挙には、以下の3つがあります:

  1. 大統領選挙 :台湾のトップリーダーを決めるもので、1996年から直接選挙で選出するようになりました。
  2. 立法委員選挙 :国会議員を選ぶ選挙。
  3. 地方選挙 :各種の地方公職人を選ぶ選挙。例:県長(=県知事)‧市長、村‧里長など

この3つの選挙ともに、4年に1度行われます。

今回 台湾 で実施されたのは、3つ目の 地方選挙 ですが、台湾全国で9つの公職ポストが争われたので、9合1 選挙」と呼ばれました。

投票できるのは戸籍を置いている選挙区であるため、現在の居住地は関係ありません。

たとえば私の場合は、今は台北市に住んでいますが、

戸籍は新北市にあるため、新北市の公職ポストの選挙で投票できることになります。

投票日までに、選挙公報と投票通知書が戸籍所在地に送付されます。

選挙公報には候補者の基本情報と政見が記載されていて、

どの候補者に投票すべきかを判断できるようになっています。

でも実際には、選挙公報 は政府のホームページ上でも閲覧できますし、

多くの民間人がホームページで情報を整理していたり、新聞、フェイスブックなどに情報が出ているので、

知ろうと思えば、必要な情報はいくらでも手に入ります。

投票 通知書 は投票所への入場券と本人確認証も兼ねていて、

氏名や選挙区、投票所などが記載されています。

投票をするには、この投票通知書と身分証明書、印鑑が必要です。

投票は朝4時から午後4時まで。

上記の3点を持って指定された投票所に行けば、投票が行えます。

投票時間が終了すると、すぐに開票が開始されます。

通常は当日の夜には開票が完了し、

候補者たちは勝利宣言や敗北宣言を発表して、翌日には普通の生活に戻ります。

(投票の順番を待つ人たち)

(投票所の小学校。壁に選挙公報が貼られています)

(投票を待つ大行列)

 

こうやって 台湾 の 選挙制度 を文で紹介すると、他の国と何ら変わりないように見えますよね。

でも形容するなら、台湾の選挙は、日本でのお祭りに近い雰囲気となります。

路上には多くの候補者のポスターや旗が立ち並んでいます。

もちろん、宣伝パンフレットを送付したり、街宣車で街中を流しているほか、テレビCMも大々的に放送されます。

新聞やテレビの政治番組では、候補者同士がお互いを比較して激論し、

激しいときには相手をつぶしにかかったり偽ニュースを流したりすることさえあります。

今年はこんなことはありませんでしたが、過去には候補者が銃撃されるという事件が起きたこともありました。

投票日が近づくに連れて、宣伝活動もさらに盛り上がります。

候補者による遊説のほかに、特定の場所で支持者とともに行われる大規模な大会もありますが、

候補者が直接、街中や市場などにやって来て、市民と挨拶したり交流をしたりすることもよくあります。

最近は演出的に凝った集会が数多く行われています。

今年の選挙でも、一部の候補者はミュージックフェスティバルのような集会を開催していました。

このような賑やかな雰囲気を娯楽として楽しんでいる人はそれほど少なくないと思いますが。

でも望もうと望むまいと、外出してもテレビを付けても、

まさに選挙の時期であることは、否応なしに認識させられます。

このような選挙が悪いとは言いませんが、

ふだん 政治 にあまり関心がない人にとっても、

また投票に行かねばならないことを気付かされ、いつの間にか投票所に足を運ぶという結果になります。

もし日本の皆さんもこのような賑やかな選挙文化に興味があるようでしたら、

選挙の時期に台湾に来られるのも面白いかもしれませんよ。もしかすると未知の文化に衝撃を受けるかもしれませんが(笑)

 

 

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