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【 高雄 / 高雄石油精製工場 社宅 / 宏南・宏毅社宅 】
(日本語翻訳=Kotaro、Tannen、あや)
今回は私が育った場所について皆さんに紹介したいと思います。
高雄石油精製工場 敷地内の工場寮 ~ 宏毅、宏南という社宅です。
高雄石油精製工場 は日本時代に1942年に日本海軍によって成立され、1944年に運営し始めました。
終戦後、石油精製工場や工場寮などの設備が次々拡張されました。
そのため、工場地区内にあった多くの日本式建物がそのまま使われています。
工場の全盛期には、3000人以上の人々がここで働いていました。
宏南、宏毅両社宅は石油精製工場で働く人たちのために造られたものです。
宏南社宅は職員向けの一戸建てです。
一方、宏毅社宅は工場作業員たちのための集合住宅になっています。
一戸建か集合住宅かにもかかわらず
それぞれの建物のデザインには特徴があり、
さらに一戸ずつ独特の味わいがあります。
このため、多くの人たちが写真を撮るためにここを訪れるほか、テレビ局のロケ地になったことがあります。
敷地内には、幼稚園、小・中学校、高校、プール、スーパーマーケットなどがあり、
石油を精製する以外に、実は一つの「秘密兵器」があります。それは、、「中油冰棒」!!
(何??精製所で石油だけでなく、ガリガリ君みたいなアイスキャンディを売っているの?)
はい、その通り。これは地元の人々が大好きなものなんです!
毎年暑い夏にプールがオープンします。最大の楽しみは、プールで遊んだ後に食べるアイスキャンディ!
値段も安く、色々な味を選べます。
地元の人しか知らなかったこの味は、ここ10年ほどで広く知られるようになってきました。
宏南と宏毅にお越しの際には、ぜひ試してみてください♬
高雄石油精製工場は、2015年10月31日に操業を停止しました。
多くの設備は順次、他の工場に移転されています。
宿舎については別の計画があるようです。
そのため、住む人がいない日本家屋の解体が始まっています。
この歴史的な史跡ともいえる宿舎は、いずれなくなってしまうでしょう。
この美しい景観を多くの人に伝えたいと思います。
この場所はかつてとても美しいところだったと。
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中油宏南宏毅宿舎群
宏南宿舍:高雄MRT「世運」駅下車
宏毅宿舍:高雄MRT「油廠國小」駅下車
参考資料:
1.google
2.FB「中油福利社喬益 」
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