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【 台湾の若者を知りたい 】
(日本語翻訳=あや、Kotaro)
少し前からこの本が出版されたことを知っていました。
でも電子版が出版されるはずだと思ってたので、しばらく待っていました。
ところが残念ながら、数か月待ってもまだ電子版が出版されません。
仕方なく、アマゾン(Amazon.co.jp)でこの本と最近夢中になっている毛糸を合わせて発注して、台湾に配送してもらいました。
この本のタイトルは「台湾の若者の日常生活を知ること」ですが、実際には、
内容の約3分の2は、小学生から大学生までの台湾人学生の生活の詳細な紹介です。
学校以外の若者の日常や流行文化などを知りたいなら、少し当てはまらないかもしれません。
内容は5つの章で構成されており、2〜4章の主な内容は小学校から大学までの学校生活の紹介です。
学校の種類、入学試験、学校活動と時間割など
非常に詳細で正確な学校生活を紹介していて、本書を読めば台湾人の若者の日常生活について詳しくなれます。
第1章と第5章が最初と終わりになる構成です。
第1章では、台湾の基本的な情報を紹介し、台湾の歴史や文化についてよく知らない人でも、
台湾についてある程度の理解を持つことができ、入門として適切だと思います。
第5章は、「台湾人の本音」を扱っていて、台湾人が日本に対して持っている印象などが紹介されています。
ここで紹介されている「台湾の若者の本音」はある意味、とても実用的といえます。日台にまたがって友達を作ったり交流したい人にとても参考になると思います。また、お互いに誤解しやすい点を避けることもできるでしょう。
主に学校生活を紹介する2〜4章ですが、台湾で教育を受けた私にとっても、とても興味深い内容でした。
最も根本的な理由は、台湾の教育制度が変化していることです。
本書でも指摘されていますが、ほとんどの台湾人は自分が受けた教育制度は知っていても、現在の進学の仕組みについてはよく分かっていません。
個人的には、約5〜10年の間に大きな制度が変わり、その中でも常に小さな変化があります。
この本で紹介されているのはここ3年ほどの新しい教育体制なので、自分にもよく分からないことがたくさんありました。
例えば、最近の学校で「給食」が普及していることは知りませんでした。
私が学生時代の時は、給食制度は一部で始まったばかりだったので、何度か食べたことがあるという程度でした。
さらに、ベジタリアン(素食)のためのメニューまであるなんて!
給食のほかにも、「制服」や「髪型」の規制が緩められたことは知りませんでしたね。
これらの規則は、当時はとても厳しかったです。体育の授業がない場合は、ジャージを着たまま学校へ行くことはできず、制服を着用する必要がありました。
髪の長さと髪型も厳しく決められていました。
今はこうした厳しい規則はありません。髪型も自由。ジャージ登校も当たり前。正直なところ、現在の学生たちが羨ましいです(笑)
台湾の学校生活にも興味があるなら、この本を読むことを強くお勧めします!
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